W3Cのアクセシビリティと標準技術

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最新英語文書の翻訳
翻訳更新済 2021-05-13. 英語版更新 2021-05-04.

翻訳者 Naomi Yoshizawa.
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音声

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音声描写の一例を希望する際は、ウェブアクセシビリティの観点から ー 音声 (YouTubeプレイリスト)ウェブアクセシビリティの観点から (英語版)、”音声描写を有効化するために”を参照下さい。

視覚に対する説明文

音声 画像
こんにちは。シャディ・アブーザラです。W3Cのアクセシビリティ戦略と技術のスペシャリストです。本日はウェブアクセシビリティについてお話しします。 ウェブアクセシビリティ
[シャディが話している]
ウェブは多くの人々の日常に欠かせないものとなっています。 インターネットカフェにいる人たち
仕事場 オフィスでコンピュータを使用している人々
自宅で ソファに座ってラップトップコンピュータを使っている人々
路上でも 歩きながら携帯電話を使っている人々
ウェブアクセシビリティとは、障害を持つ人々にもウェブを平等に使うということを意味します。 [シャディが話している]
例えば、手が使えない人はマウススティックを使ってタイプします。 マウススティックを使ってタイプしている人
また聴覚に障害のある人は、キャプションを通して動画を見ます。 補聴器を使用している人
視覚に障害のある人は、スクリーン上の内容を大きな音で読み上げるスクリーンリーダーを使用します。 スクリーンリーダーを使用する人
ウェブアクセシビリティは多くの利点があります。 [シャディが話している]
例えばキャプションは、騒々しかったり静かすぎる環境で、誰もがその利便性を享受できます。 オフィスでキャプションとともに動画を見ている人
まぶしすぎる光には色のコントラストがサポートします。 携帯電話の眩しいスクリーンを見ている人
また、年齢により発生する障害なども軽減します。 唇の震えにより不自由を感じている人
すでに多くの人は改良されたレイアウトとデザインを通して、より良いユーザエクスペリエンスを経験しています。 アクセシブルに設計されたウェブサイトを見て微笑んでいる2人
ウェブサイトやアプリケーションのコードには、数多くのアクセシビリティ要件が実装できます。 [シャディが話している]
W3Cのウェブ技術はHTMLをはじめ、多くのアクセシビリティの機能をサポートしています。 ウェブページのHTMLコード
画像を言葉に置き換える機能はスクリーンリーダーが明確に読み上げますし、検索エンジンも使用できます。 コードの一例
見出しやラベル、その他コードもアクセシビリティをサポートしており、全体を通して品質を担保しています。 コードの一例
Wikiのような優れたオーサリングツールでは、コンテンツマネージメントシステムやコードエディターが自動的に必要なアクセシブル案件を実装したり、ウェブページ製作者がアクセシブルなコードを組込むことができます。 自動的にウェブコンテンツを生成する一例
ウェブブラウザやメディアプレイヤー、アプリケーションは、アクセシビリティの機能をサポートする必要があります。 ウェブブラウザがウェブコンテンツを表示している
W3Cはウェブをアクセシブルにする標準を提供しています。これは国際的に政府や産業界で認識されているものです。 [シャディが話している]
最も広く認知されている標準技術は、Web Content Accessibility Guidelineです。WCAGはISO40500にも準拠しており、ヨーロッパ標準でもあるEN301-549の要求案件も満たしています。これらは4つの原理から成り立っています。 Web Content Accessibility Guidelines - WCAG; ISO 40500; EN 301 549
1つ目は知覚です。これでコンテンツを見たり聞いたりすることができます。 ヘッドフォンをしてタブレットをタイプしたり聞いたりしている人
2つ目は操作性です。タイピングや音声でコンピュータを使用します。 コンピュータに向かって話しかけている人
3つ目は容易性です。明快でシンプルな言語を使用します。 難解なウェブサイトを見つめて困惑する2人
4つ目は堅牢性です。これにより、異なる支援技術を利用できます。 大きなコンピュータスクリーンを拡大鏡で見る人
加えてWCAGでは、Authoring Tool Accessibility Guideline (ATAG)も兼ね備えています。これはコードマネージメントシステムやコードエディター、他ソフトウェアの要求項目を定義しています。 Authoring Tool Accessibility Guidelines - ATAG
またW3Cは、User Agent Accessibility Guidelines - UAAGも標準化しています。これはウェブブラウザとメディアプレイヤーの要求項目を定義しています。 User Agent Accessibility Guidelines - UAAG
世界には10億人、言い換えると、人口の15から20%の割合で障害を持つ人がいます。国連は障害者の権利条約を定めており、人権としてウェブを含んだ情報へのアクセスはほとんどの国で国連条約として批准されています。また数カ国では政策として義務付けられています。法律や規制にも関わらずアクセシビリティ標準を実行するのは、障害を持つ人たちにも、全ての人達にも不可欠なことです。 [シャディが話している]
ウェブアクセシビリティの詳細はw3.org/WAIをご覧ください。 W3C Web Accessibility Initiative
w3.org/WAI

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